Okinawa Real Estate Consulting Association

去る１１月１３日、不動産コンサルティング技能試験が札幌、金沢、沖縄等、全国１２会場で一斉に実施され、沖縄会場においては、１６名の受験者が難関といわれる当該技能試験にチャレンジされました。

試験は午前に５０問の択一式試験、午後に記述式試験というスケジュールで行い、記述式試験では「実務」「事業」「経済」の必修３科目及び「金融」「税制」「建築」「法律」の選択科目の中から幅広く受験者の実務能力が問われました。国内の景気動向や税制改正の内容、成年後見制度、賃貸マンションの有効活用事業等、各分野から総合的な知識を問う問題が万遍なく出題されています。

社会経済環境の変化に伴い、不動産に関するニーズは多種多様なものとなっています。不動産証券化の進展を含め、関連制度も大きく変化していることから、不動産の有効活用や投資・相続対策等について高い専門知識と豊富な経験に基づく不動産コンサルティング能力が今後一層求められることとなります。

沖縄県不動産コンサルティング協議会では宅建協会、全日本不動産協会等の構成団体と連携を強化し、今後益々高度な人材の育成に力を注いでまいります、

合格者については、令和５年１月１３日に発表されますが、沖縄県不動産コンサルティング協議会では合格者全員に２万円の祝金を贈呈されるとのことです。